法改正・判例情報
2025.06.09

4月の実質賃金 4カ月連続マイナス

厚生労働省は5日、4月分の毎月勤労統計調査(速報値)を発表した。実質賃金は前年同月比で1.8%減少し、4カ月連続のマイナスとなり、物価などの高騰に賃上げが追い付いていない状況が続いている。基本給などの所定内給与は前年同月比2.3%増の26万9,325円で、3月分の1.4%から回復した一方、消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)が4.1%上昇し、実質賃金は低下した。